2016年8月13日

今朝のテーマ: ディフェンスとスピリチュアリティー


自分自身のセラピーや患者さんとのセッションを通していろいろと思うこと気がつくことがあります。

ディフェンスが最近の特に大きなテーマです。
これが一番大事なことだと思いながら、ディフェンスだけに、自分自身のディフェンスが邪魔をして、自分のディフェンスを感じることを避けていた気がします。

たまに認識して、よくできた、とまた逃げる。
そういう事を繰り返していたのかなと今思います。

未だに逃げてる自分をよく発見します。

それが私自身のセラピーのワークの中心です。

私の患者さんとのワークの中でももちろんこれが一番大事な部分なのですが、とても難しいです。
まず、患者さん自身が自分でディフェンスに気がつくところからなので。

ディフェンスなので、気が付きたくないものであるのがその性質。それに気がつくのは結構大変なんです。

そもそもディフェンスとは。。。
自分を守る為にしている私達の行為のこと。

デナイアル(否定)であったり、正当化だったり、責任転化/転換だったり、様々な形で私達はディフェンスをしています。

今朝もそのディフェンスについて考えていました。

嫌いだったり苦手だと思っている人がいる事はどういうディフェンスなのかなと。

勝手な思い込みから、攻撃されていると勝手に理解して、守りに入る。
それが嫌悪感になったり、優越感に変換されて、ディフェンスとなる。

勝手な思い込みに気がつくことが最初の気づき。

それが真実ではない事を知る。

さらに、自分の弱さ、劣等感を知り、受け入れ、認める。

とても勇気のいる作業です。

そういう事を考え、自分自身のワークをしていた今朝でした。

どんどん深く自分自身を知ること、苦しみを認め、どんなものか知り、苦しみからの解放に向けて進む自分の行動、体験がとてもスピリチュアルなワークになっている事を感じます。

ただ、スピリチュアルという言葉がどうも苦手です。

どうしても他力本願なイメージが付きまとい、私自身のワークは他力本願とは真逆の、勇気を必要とする私だけの道程なんだと思っているので抵抗を感じてしまいます。

魂レベルの霊的なものになりつつあるだけにスピリチュアルワークである事は間違いないので、この抵抗を更に突き詰める必要があるのかな、と考えた今朝。

全てはA.H.Almaasという先生の本の影響。昔読んだのですが、大きく変化した今の自分が読むと理解が変わっているだろうなと思い、手に取ってみて、大正解。

朝から深い時間を感じて通勤です。

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