2016年7月19日

何が知りたいか

人のブログを読む上で知りたいことって一体何なんだろう?

私が知りたいと思うもの。

パーソナルな体験かな、と思いました。

人とは違うかもしれませんが、ふと、思い出したのは、私が大学院入試のためにPersonal Statementと呼ばれる、自分がどうしてこの分野で勉強がしたいと思ったのかというエッセイを書いていた時のこと。

大学院への応募だけでもストレスいっぱいな中、このエッセイが一番苦労しました。

まず、書いたエッセイを先生に読んでもらおうと持って行ったら、その場で大きくバッテン(X)を書かれました。
全然ダメだと。
こんなの読んでどうあなたのことがわかるの?と言われました。

パーソナルステイトメントと呼ぶだけあって、あなたのユニークな面を書かないとダメ。パーソナルな話を書かないとダメ。
あなたがどうして心理学者を目指すことになったのか、ちゃんと理由があるでしょ、と。
それをしっかり書きなさい、と言われました。

がっくり落ち込んで、図書館のキュービクルでしくしく泣き(本当に)書き直しにかかったのですが、難しくて。

パーソナルな話を人にするなんてことなかったのでどうも慣れないし、きっと自尊心の問題もあったのか、私の話なんて、誰が聞いても面白くないし、と思い込んでいるところもあったんだと思います。

でも、勇気を出して、書かなきゃ大学院行けないんだから、と書いてみました。

何を思って、何に感動して、どういう人間に将来なりたくてこの分野(心理学)を選んだのか。

ラッキーな事に、頑張ったおかげか、偶然にも第一希望の大学院に入学できました。
あの時の勇気のおかげかな、と。

そういうパーソナルなものが、一番話としても面白く、説得力もあるものなのかもしれません。



私のパーソナルな話。。。



弱音を吐きたくないが、今日は異常に不安感に襲われる日でした。
たまに、その日のセッションに来る患者さんやクライアントさんのものを感じたり、もらったりしている時もありますが、自分にも同じような感覚があるから感じるので、やはり私にとって大事な感覚。

不安感があると、落ち込んだり、さらにやる気を失ったり、不安に苛まれて何もかもうまくいかない、と信じ始めたり。

心にいいことはあまりない。

妄想がスタートしてしまいます。

そんな自分に気がつき、不安感と向き合ってみることにしました。

こういう向き合い方ができるようになったのは自身のセラピーとマインドフルネス瞑想のおかげだなと感じています。

不安感と向き合っても、不安が消えるわけではないが、消えて欲しいと願っている自分には気が付けます。
不安はどこで感じているのか、私の中にどんな思い込みがあるのか、どんなことを私が信じているのか、など、知れることがたくさん。

そういう今日でした。

瞑想、毎週の自分自身の為のセラピー、私の患者さんとのセッションなどに助けられ、日々自分らしくとは何か、と感じている気がします。

0 件のコメント: