2016年1月4日

Happy New Year! 2016!

今年は週末にかかる形で年明けだったため、なんだかのんびりしていて、NYでは珍しい感じで日本のお正月気分が味わえた気がしました。

新年でなくとも、いつも自分の生活や、将来のことばかりを考えているのですが、やはり新年なので、今年の抱負、というものを考えていました。

私のテーマは絶対的にこれです。

「Self-Compassion」自分自身への優しさ・思いやり

これが何よりも大切だな、と強く感じる日々を過ごしています。

そしてもう一つはこれ。

「Sitting with discomfort」居心地の悪いものただ感じる

どう訳すのがいいのか難しいのですが、ジャッジメントなく、ただただ、居心地の悪さを感じ、受け入れ、反応し続けない自分を作る、ということが大切だと感じています。

何をどうやっても、どんな気づきがあっても、どんな発見があっても、そんな簡単にいろいろなことは変化しない。
すぐに気づいたことを忘れたり、と人間成長はし続けているもの、突然神にはなれないのです。

もちろん、みんな神になろうとしているわけではありませんが。。。

幸せをしっかり感じるためというのか、人間成長をし続けていると思っています。
幸せというものの定義によるかもしれませんが、私は人間とは常に成長し、自己を高め、社会に貢献しながら他と交わって生きていくものだと思っています。

その成長という意味で、神になるわけではないが、みんな向上していっている。

でも、大きな気づきがあったり、発見があったり、成長を促す出来事があっても、そんなに上手に実践していけるものではない。

そこで何が大事なんだろう、と考えて出る答えが上の二つなんです。

自分自身への優しさ思いやり、それに加えて何よりも大事だと最近感じるのが、この居心地の悪さと共存すること。

居心地が悪いから、悪い、要らないものではない。

痛みやストレスや、ネガティブなものは起こります。
幸せな出来事も同じように起こります。

ネガティブだと避けたい気持ちが出てくるのも普通です。

でも、そこでネガティブだから避けたいと抵抗し続けるとこれが実は逆効果で、ネガティブなことをどんどん増やしてしまったり、継続させてしまったりしてしまいます。

ネガティブなことを止めることはできない。
でもどう付き合うかを変えることはできる。

その為には、ジャッジメントなくただ向き合う、見つめる。

これをするのは正直大変Uncomfortableなのです。

居心地が悪い。

それでも、ただ、感じてみる。

観察してみるという勇気。
これが大事なんですよね。

Brene Brown先生が言っている勇気、Courageがとても大事。

Whole Heartで対応する。

心一杯の対応と、心全てをかけて、向き合うということ。

それが勇気。

居心地の悪さに勇気を持って挑む。

でも、戦うのではなく、抵抗するのではなく、ただ、感じてみること。

いつもクライアントさんに話す、「1」のレベルの痛みがある。
これを100にも1000にもすることはできます。
そして、1の痛みはどうしても消えないもの。

どうしても感じないといけない痛みなら、1のままでいいのに、人間は痛い痛いと抵抗して、どんどん痛みに油を注ぎ続けて、大きくしてしまう。

それを1で抑えておくこともできるのに。

1にしておくのは、1であることを知り、認め、受け入れ、分析したり抵抗したりせず、ただ、観察し、Sit with painすることで達成できます。

1のまま

1あることはどうしようもない

でも増やす必要はないですからね。

だからやっぱり、Sitting With Discomfort、居心地が悪くてもただ感じること、っていうのが大事だなと思うわけです。

我慢のようにも聞こえますが、大きく違うのは、「抵抗」

我慢するということは抵抗していることになる。

抵抗するわけではないので、これは我慢ではなく、ただ、痛みを感じること。居心地の悪さを感じることになります。

それだけ。

そうしてみたら、そうできたことで得たものを知ることができると思いますので、皆さん、私と一緒に頑張って、Siting with Discomfortができるように頑張りましょう!

やはり瞑想。

そう思うと瞑想に抵抗せず、自然に座っている日々になっていきます。

2016年のスタートはこういう感じでした。