2013年8月27日

瞑想の効果

瞑想をしていないと瞑想の効果を強く感じます。

ちゃんと毎日しているときは、あまりよくわかっていない感じで、日々淡々と過ごしている気がします。

瞑想を毎日していると、まず、瞑想しているときの頭の回転の落ち着くレベルまで行く速度が更に速くなる気がします。

いろいろなことが頭の中をめぐり、悪いことや反復し続けているあまり健康的でない考え方だけでなく、多くの良いアイデアも浮かんだりしますが、結構それが落ち着きなく、ひっきりなしに出てくる感じ。
心地のいいような、ちょっと変に気持ちのいい感じになるときもあったりして、それもそれで、執着を促してしまいがちなので、落ち着きとはまた違うもの。
そういう感覚も起こったりします。

そんな中、ただ、痛いも痒いもつらいもうれしいも全ての感覚を一つ一つ観察するように感じて、それらを批判批評したりすることなく、いいなー、悪いなーとも思わず、瞬間瞬間を進んでいく感覚。
Linearな時間を感じるのではなく、瞬間のつながりのような空間の中、ただ座っている、感じている。

その落ち着きを感じるにはなかなか修練が必要で、やはり毎日の瞑想がその落ち着きのような感覚を深めてくれる、という気がします。

そして、その落ち着いた感をしっかり体が体験して覚えていくと、普段の意識も変わってきます。
ゆっくりですが確実に。

まず、自動的に反応してしまう、ということがなくなってくる気がします。
意識が結構隅々まで行くようになるような。
時間はかかりますが、自分の行動に対する意識が高まり、気づきが増えます。

その気づきのおかげで、いろいろなところで自然に笑顔が増えるような気がします。

そうなると、必然的に、嫌なモードの人がよってこなくなるような気さえします。

人それぞれに体験することや、感覚の説明なども違うだろうし、得るものが違うかもしれませんが、この気づきだけは共通するところではないかと思います。

講演会の準備をしていて、瞑想って、するとどんなだろ、と考えていて、ここに書いてみました。

講演、楽しみです!

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